13年新春にビッグカップルが誕生した!

 競泳男子平泳ぎの北島康介(30)が、3人組の音楽ユニット「girl

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 door」の千紗(27)と婚約したことが12月31日、分かった。この日、2人の所属事務所が発表した。10年秋に共通の知人を通じて知り合い、北島は米ロサンゼルスに暮らしながら、2年に及ぶ日本との遠距離恋愛を実らせた。千紗は妊娠していない。なお挙式の予定はないが、年内には生活拠点を日本に戻し、婚姻届を提出する。

 2012年の大みそか。五輪イヤーの最後に、北島が「人生の金メダル」を手にした。その相手は「girl

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 door」の千紗だった。08年から2年連続でNHK紅白歌合戦にも出場した3人組の音楽ユニットのボーカル。歌唱力に加え、身長167センチで、目鼻立ちのはっきりした美女だ。2人は事務所を通じて、同時に婚約の声明を発表した。

 新年をロスで迎えている北島は「2年前からお付き合いさせていただいており、彼女の支えもあって競技生活に励むことができました。今は将来のことを含めて一緒に考えていますので、あらためてご報告させていただきます」などとコメントすれば、千紗も「一緒に彼と歩んでいく日々の中で、お互いに同じ将来を考えるようになりました。まだまだ未熟ではありますが、2人で将来のことを考え、歩んでいきたいと思います。どうか温かく見守ってくださいますよう、お願い申し上げます」。12年末に両家へのあいさつは済ませており、2年の真剣愛を実らせてゴールインする運びとなった。

 出会いは10年秋、共通の知人を介した食事会。互いにひかれ合い、すぐに真剣交際に発展した。ただし北島の生活拠点はロス。太平洋をまたにかけて日本と往復する超遠距離交際ながら、しっかりと愛をはぐくんだ。そして昨年7月、4度目の大勝負となるロンドン五輪を前に、北島は1度帰国し、決意を込めて婚約指輪をプレゼントした。五輪の個人種目(100メートル、200メートル)には千紗も現地にかけつけ、声援を送った。北島もレース前にはgirl

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 doorの曲を聞き、千紗の歌声で闘争心をかきたてたという。

 そのロンドンで3大会連続の金メダルが期待された北島だが、結果は100メートルが5位、200メートルは4位と表彰台を逃した。それでもメドレーリレーで銀メダル。翌日にはツイッターで「リオまで1460日」とつぶやき、すぐさま現役続行の姿勢を示した。現在は長期休養中だが、16年リオデジャネイロ五輪に向け、今年から拠点をロスから日本へと戻し、今秋の東京国体をめどに再始動する。

 一方の千紗は、12年の大みそかは三重県でカウントダウンライブに出演。今月13日に「東京オートサロン2013」のライブで新年のスタートを切り、2月27日には新曲もリリースの予定と精力的に活動している。その傍らで北島のために料理を勉強するなど、年内の同居に備えて準備は万端だという。

 千紗の明るく周りを元気にするパワーにひかれたという北島。内助の功を得ることで、33歳で迎えるリオへ、競泳界のキングが新たな戦いの軌跡をつむいでいくことになりそうだ。