全日本柔道連盟(全柔連)は5日、東京・文京区の講道館で緊急理事会を開き、女子選手への暴力行為、ハラスメントについて協議した。

 山下泰裕理事は、選手への謝罪を口にした。04~08年には強化副委員長として選手強化に携わり、「選手に申し訳ない。プレーヤーズファーストを大事にしないといけない」と話した。今後の全柔連には「開かれた連盟にしていかないと」との考えを示した。また、佐藤宣践副会長も「(全柔連の)倫理規定に、体罰はルール違反だと書いてある。体罰はドーピングと同じことだ」と話した。