柔道女子48キロ級金メダリストで生活の党の谷亮子参院議員が25日、参院文教科学委員会で質問に立ち、女子柔道暴力問題に関連し「選手の所属先と(全日本柔道連盟など)スポーツ団体の意思疎通が十分に取れていない」ことが背景にあると指摘した。「所属先の監督やコーチと団体との間で、選手の長所、短所の認識がないまま、全日本の合宿が行われている。意思疎通がないと本来の強化ができない。現役時代から申し上げてきた」と強調。今後は、意思疎通をシステム化する必要性を、下村博文文科相に強く訴えた。

 [2013年2月26日8時49分

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