気分は既にソチモード!

 フィギュアスケートの浅田真央(22=中京大)が19日、世界選手権銅メダルを手土産に成田空港に帰国した。くしくも到着ロビーで「みなさん、すごい背が高い団体さんがいました」という野球WBCの日本代表と鉢合わせ。今一番したいことは「卵かけご飯を食べること」と話すなど、すっかりリラックスしたオフモード突入…と思いきや、来季に向けての構想も練っていた。

 その1つが、来季の新しいプログラムづくり。スケート人生で数々のプログラムで臨んできたが「(今までと)全然違ったジャンルにチャレンジしてもいいかな、と思っています」。従来の清らかで優雅な姿からの“イメチェン”に含みを持たせた。今日20日は記者会見に臨み、翌日から「1日か2日ぐらい休んでから」と早速、来季に向けて始動する。「来季は初戦から重要。1年を切っているので限られた時間の中で、精いっぱいのことをやりたい」とソチを見据えた。