卓球界のスーパー少女、平野美宇(12)が6日、東京・北区の味の素ナショナルトレセンでJOCエリートアカデミー入校式に出席した。この日、午前中に遠征先の韓国から帰国したばかりの平野は「式の15分前に着いたので、緊張しました」といいながらも「五輪を目指すために入学させてもらった。目標は金メダルです」と、力強く話していた。

 08年にスタートした同アカデミーの6期生は卓球3人、レスリング3人、フェンシング2人の計8人。中学1年から高校3年まで在籍生徒数は45人になった。列席した日本卓球協会の前原専務理事は「平野は将来の日本の柱。彼女を育てるのが我々の使命」。平野も「環境もいいし、やるしかない」と話していた。