<競泳:ジャパンオープン>◇第1日◇24日◇相模原市立総合水泳場
男子100メートル平泳ぎでは、北島康介(30=日本コカ・コーラ)が1分0秒44で優勝した。7月の世界選手権(バルセロナ)にはリレー枠で選ばれていたが、4月の日本選手権に続く優勝で同種目の代表に選ばれることが確実になった。
喜びより悔しさが勝る。男子100メートル平泳ぎ決勝。北島は昨年ロンドン五輪以来の59秒台を狙ったが、結果は1分0秒44。4月下旬から米拠点の南カリフォルニア大で泳ぎ込んだ。自信があっただけにレース後のインタビューの間、何度も舌打ちを繰り返した。
納得できないレースもプラス面はある。決勝のタイムは予選より0秒11速かった。決勝のタイムが予選を上回ったのは今季初。過去金メダルを取ってきた「勝利の方程式」を取り戻したことは大きかった。
世界選手権では、個人種目の出場権はなかったが、日本選手権に続く優勝に、日本代表の平井ヘッドコーチは「(100メートルの)代表の可能性は高くなった」と話した。ロンドン五輪の同種目は5位。北島は「昨年世界で惨敗した種目で、もう1度勝負を懸けてみたい」と、本番までの2カ月で世界再挑戦の態勢を整える。


