日本水泳連盟の次期会長に88年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木大地氏(46=順大教授)の就任が19日、有力になった。鈴木氏は09年に理事、11年に43歳で常務理事に就任。現在は20年東京五輪招致委員会理事、日本オリンピアンズ協会会長も務めている。

 次期会長は23日の評議員会と理事会で決定する。前回改選で70歳定年を延長していた佐野和夫会長(72)の後任として、鈴木氏の他に青木剛副会長(66)らが候補に挙がっている。だが、青木副会長は日本オリンピック委員会(JOC)の常務理事も兼任。今月末のJOC役員改選では要職への就任が濃厚で、兼任は難しいとの声も出ていた。

 昨年ロンドン五輪で競泳は戦後最多メダルを獲得。順風満帆に見える同連盟も、12年度決算は約1億5000万円の赤字。鈴木氏は同連盟の切り札的存在ではあるが、会長選出となれば、いきなり難しいかじ取りを迫られそうだ。