日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部長に、夏冬計7度の五輪に出場した日本スケート連盟会長の橋本聖子理事(48)が就任する見通しであることが27日、複数の関係者の話で分かった。28日の理事会で決まれば、JOC初の女性強化責任者となる。

 橋本氏はスピードスケートで4度、自転車で3度の五輪に出場し、92年アルベールビル五輪で銅メダルを獲得。10年バンクーバー五輪では日本選手団団長を務めた。来年のソチ五輪でも団長が有力視されている。専務理事には日本水連副会長の青木剛氏(66)が副会長兼任で就く。