「Qちゃん姉さん」がスポーツ界からパワハラ、セクハラを撲滅させる。日本オリンピック委員会(JOC)は28日、理事会を開き、竹田恒和会長(65)を再選した。任期は2年で8期目。日本水泳連盟副会長の青木剛氏(66)が専務理事と副会長を兼任。橋本聖子氏が常務理事(48)となり、女性としては初の選手強化本部長に就任した。柔道の山下泰裕氏(56)らとともに女子マラソンの高橋尚子氏(41)が新理事として理事会に出席。体罰、暴力問題がクローズアップされる今年のスポーツ界。最年少理事は「選手のお姉さん的立場になって、心を開かせる存在になりたい」と意欲をみせた。竹田会長からは「JOCの考えを選手に伝えてほしい」とパイプ役として期待された。