競泳の日本選手権で史上初の5冠に輝いた萩野公介(18=東洋大)が「生ハムパワー」で大会を乗り切る。水泳の世界選手権(20日開幕、スペイン・バルセロナ)の競泳代表は15日、都内から合宿先のバルセロナ近郊カレージャに出発。最大8種目に出場する萩野は、8日間で予選、準決勝を含めれば最大20レースをこなさなければならない。疲労回復に重要なのは食。スペイン料理は大好きで特に生ハムが好物。「食い過ぎるとあたる。でもいつもより食事は多く取らないと。あとは睡眠とケア」。目標は金を含む複数のメダルになる。