2020年夏季五輪招致を目指す東京が、国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終プレゼンテーションの隠し玉として、10年の第1回ユース五輪で金メダルを獲得したトライアスロン女子の佐藤優香選手(21)を起用することが6日、分かった。

 発言の機会はないとみられるが、6日にブエノスアイレスに到着した同選手は「緊張するが、できることをしっかりやって、発表の瞬間を待ちたい」と語った。

 ユース五輪はロゲ会長の肝いりで創設され、選手は競技だけでなく五輪教育や文化交流にも参加する。佐藤選手は記念すべき大会第1号の金メダリストとして抜てきされた。