先月末のフィギュアスケート世界選手権で優勝した浅田真央(23=中京大)が2日、男子の高橋大輔(28)らが発起人となって4回目の開催を迎えた神戸市内での「東日本大震災チャリティー演技会」に参加した。復興を願って演じた11-12年シーズンのエキシビション「ジュピター」を熱演。昨年も声がかかったが参加できず「今年は五輪も終わり、気持ち的にも落ち着いたので、何か自分のできることはないかと思いました」とコメント。今後もチャリティーなどに積極的に参加する姿勢を見せた。

 集大成と位置付けたシーズンを終えて去就が注目されているが、関係者は「大学に通いたいと言っています」と説明。ソチ五輪を控えた昨年度は休学した中京大に本年度は通学し、卒業を目指す見込みとなった。競技の進退は、ショーなどで全国を回りながら考えていく。