ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)とマルク・ダルマゾ・スクラムコーチ(SC)が16日、大相撲佐渡ケ嶽部屋で稽古を見学し、若い衆の申し合いなどを食い入るように見つめた。所用のため途中で引き揚げたジョーンズHCは「(立ち合いで)力をすぐ発揮するところがヒントになった」。最後まで見学したダルマゾSCは十両琴勇輝に、立ち合いの重心移動について熱心に質問。「スクラムに入る前の重心の置き方、体のバランスの取り方を調整するために、朝稽古からアイデアをもらえそうな気がする」とほほ笑んでいた。