愛ちゃんが、フォーム改造で再起を図る。5月に行われた卓球のJA全農世界団体選手権を欠場した福原愛(25=ANA)が10日、復帰戦となる韓国オープン(11日開幕)に向け、羽田空港から出発した。昨年11月に左足の小指を疲労骨折し「痛みはゼロではないが、95%は治っている」。構えのスタンスが広かったことが、骨折の原因だった。そこで、卓球を始めて22年目で初めてスタンスを狭くした。「慣れなくて大変。でも今、やれる最大限の力を出したい」。5月から、全日本7度の優勝を誇る馬場(旧姓星野)美香さんの指導を受け、心身ともにリフレッシュ。「早く試合がしたい」と、復活へ向けて意気込んだ。