柔道男子日本代表の井上康生監督(36)が18日、都内で開かれた綜合警備連盟ALSOK柔道大会に来場した。今月上旬に遠征した欧州での国際大会を振り返り、「審判の指導が遅くなってます。少し(状況を)見るようになっている」と分析した。昨年から施行された新ルールでは、積極的な試合を促すために指導を早めに出す傾向があった。来月の世界選手権(ロシア)に向け「細かな面ですが注意したい」と選手に情報を伝えていく。また17日にウクライナ東部で民間機が撃墜されたことに「ロシアで大会があり怖い部分はありますが、柔道に集中するしかない」と話した。