2019年ラグビーW杯の組織委員会が17日、都内で3度目の理事会を開き、新たに財務委員会の設置と岡村正氏(76)の委員長就任を決めた。2017年までの3年間で、民間企業からの拠金集めが役割だ。

 嶋津昭事務総長(70)は設置の理由として安定した財政基盤の構築を挙げた。「たとえば来年にW杯が開かれるイングランドはラグビー人気が高く、入場料だけで支出をまかなえる。日本ではそうはいかない」。