柔道の世界ジュニア選手権(22日開幕、米フロリダ州)に向け、男女日本代表監督が21日に成田空港を旅立った。

 女子の南條充寿監督(42)は16年リオデジャネイロ五輪の代表選考について「道筋は示したので、レールはぶれないでやりたい」。12年ロンドン五輪選考で公平性が問われ、ポイントシステムによる基準を昨年に明文化している。12月の国際大会グランドスラム東京出場が「レール」で、同監督は「その時点で(各階級代表の)人数は3、4人に絞られる」とした。故障を抱える有力選手もいるが「はいつくばっても出てきてほしい」と特例なしを徹底する。