仁川アジア大会でMVPに輝いた競泳男子の萩野公介(20=東洋大)が世界記録更新と金メダルに向けて万全に仕上がった。24日、都内で行われた東京SC公認記録会に出場。400メートル個人メドレーを4分10秒10の好タイムで優勝し、7種目を制して大会MVPに輝いた。28日には世界短水路選手権(12月3日開幕、カタール)出場に向けて出発する。目標は400メートル個人メドレーの世界記録と金メダルだが「いい弾みがついた」と笑みを浮かべた。

 この日、サポートを受けるミズノが来年用の水着「GX・SONIC2」を発表。100メートル用と200メートル以上用に分かれ、摩擦抵抗も約10%抑制された。「苦しい後半にいきる」と新たな武器に好感触を得ていた。