ラグビー日本代表のリーチマイケル主将(26=東芝)が、桜のジャージーをまとった鬼になる。9月のW杯イングランド大会を控えるラグビー日本代表が14日に都内で始動した。

 13日夜は都内のホテルでプロ野球・巨人の原辰徳監督から激励された。その際食事の席が同じだったリーチは「勝負に優しさはいらない、15人が鬼になれという言葉が印象的だった」と刺激を受けた。普段は温厚だが「場合によってはね」と、照れ笑いしつつ試合は違うことを示した。

 勝負の年を実感したのか「あー、緊張する」と落ち着かない様子も。「3年間ハードにやってきた。絶対勝ちたい」と気持ちを再確認した。今季は南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」にも挑戦する。「中途半端にしない。家族との時間も自分の時間も東芝での時間も、全部そそぐから」と全力投球を誓った。