15歳が旋風を起こす。日本水泳連盟のインターナショナル強化選手合宿は10日、都内で行われた。

 萩野、瀬戸ら世界のトップが集結する中で中学3年の長谷川涼香(東京ドーム)が目立った。先月31日の国別対抗戦スーパーシリーズ(オーストラリア)では200メートルバタフライで2分7秒89の中学新記録を樹立。国際大会派遣標準記録に100分の2秒迫り、夏の世界選手権(ロシア)出場を視野に入れた。父滋さん(46)もスイミングコーチの水泳一家。同学年の牧野、1学年下には池江、今井と代表を狙うライバルもおり「負けたくない」と闘志を燃やした。