日本人ドライバーとしてインディカー・シリーズ初優勝を飾った佐藤琢磨(36=A・Jフォイト)が26日、都内で凱旋(がいせん)会見を開いた。21日の第3戦(米ロングビーチ)を制し、F1シリーズから転向して4シーズン目。通算52戦目の初戴冠に、まずは「長らくお待たせしました。ようやくやりたいレースができた」と振り返った。チェッカーフラッグを受け、ビクトリーランの時には、東日本大震災を思い出したと言い「レースなんかしていいのかと思った時もあった。この結果で少し勇気を与えられたのかなと思う」。
全19戦中まだ3戦が終了しただけだが、現在シリーズランクは2位。「ここからが大事。目標は連戦連勝でチャンピオン」。次戦は5日のサンパウロだが、まずはここで「ポール・トゥー・フィニッシュを狙う」。予選トップから本戦優勝という完全制覇に挑む。
今回の優勝で11年を最後に終了したインディジャパンの復活の声も上がる。佐藤は「僕が勝ちに勝って何で日本でレースができないんだというところを見せたい」といずれは地元での優勝を夢見ている。



