<インディカー第4戦>◇5日◇サンパウロ

 決勝を行い、4月21日の第3戦(米カリフォルニア州ロングビーチ)で日本人の同シリーズ初制覇を成し遂げた佐藤琢磨(36=ホンダ)は2位に入り、総合王者争いで日本人初のトップに立った。12番手スタートからトップで最終周を迎えたが、ゴール直前で逆転を許した。ジェームズ・ヒンチクリフ(カナダ、シボレー)が今季2勝目。第5戦の伝統レース、インディアナポリス500マイルは26日に決勝が行われる。

 手中にあった2連勝は逃げていったが、佐藤が総合王者争いトップに立った。初優勝に続き、今回も日本人ドライバー初を記録。「優勝を逃したのはとても悔しいが、チームは素晴らしい力を発揮してくれた」と満足げな表情を見せた。12番手からのスタートに「勝てるポジションにいるとは思えなかった」という。ほかのドライバーとタイヤ交換の時期をずらす作戦がはまり、残り20周を切ってから2度目のトップに躍り出た。しかし、タイヤがもたなかった。「最終ラップの最終コーナーはヒンチクリフが見事だった」とライバルをたたえた。伝統のインディアナポリス500マイルまで3週間。「この勢いを保っていきたい」と意気込んだ。