NBAのデビッド・スターン・コミッショナー(69)は28日(日本時間29日)、新たな労使協定締結に向けた交渉が難航しているため、11月30日までのレギュラーシーズンの試合を中止すると発表した。同コミッショナーは「フルシーズンは現実的でない」と述べ、通常各チームが82試合を行うシーズンの短縮は避けられないとの認識を示した。NBAでは収益配分などをめぐってオーナー側と選手会が対立し、7月1日にロックアウト(経営者側による施設封鎖)に突入。既に11月1日開幕予定だったシーズンの最初の2週間が中止されていた。