<バレーボール:W杯男子大会・日本0-3キューバ>◇3日目◇22日◇名古屋市ガイシプラザ

 世界ランキング18位の日本が痛恨の開幕3連敗を喫した。北中米選手権覇者で同6位キューバにストレート負けで、勝ち点は1のまま。キューバは2勝1敗。日本は八子(JT)らが奮闘したが、いずれのセットも後半にミスが増えて失った。今大会は3位までがロンドン五輪の出場権を得られるが早くも黄信号がともった。

 日本はキューバに格の違いを見せつけられた。過去の対戦成績で1勝14敗の相手に一矢報いることはできず、これで開幕3連敗。今大会での五輪切符獲得は厳しくなってきた。エース清水はチーム最多の16点を奪ったが、要所で決められず「ブロックアウトを狙うなり(強打の)選択肢を増やさないといけない」と反省。植田監督は「セット終盤のサーブとサーブレシーブの差が出た。そこで持ちこたえられれば、十分キューバのような相手にも勝っていけると確信した」と逆襲を誓った。