今日1日開幕のバレーボール男子のロンドン五輪世界最終予選(東京体育館)に出場する日本代表が5月31日、会場で前日練習を行った。3月30日に右足首の手術を受け、全治6週間と診断されたエース清水邦広(25=パナソニック)は「痛みは多少あるが、ここまできたら気持ち」と自分に言い聞かせるように話した。

 間に合わせた感が強い。主将の宇佐美は「ほぼ無理やりな復帰」と認める。3月中旬、練習中に激痛を感じ、右足腓骨(ひこつ)筋腱(けん)脱臼に前方関節外遊離体と診断。軟骨の破片を手術で取り除いた。本来6週間のギプス生活を10日間で終了。痛みに耐えるリハビリを続け、本格的な練習再開は5月23日。万全には遠いが、「今やらなくては。4年後はわからない」とコートに立つ。

 昨年のW杯で10位に終わるなど、2大会連続五輪への道は険しい。初戦の相手はここ半年で2戦2敗のセルビア。「両サイドは高さはない。そこを突きたい」と勝機を見いだした。

 ◆世界最終予選

 日本、ドイツ、ブルガリアの3カ国で開催され、各大会の1位チームが五輪出場。日本開催はアジア大陸予選を兼ねており、1位を除いた7チームでアジア最上位になれば五輪切符を獲得する。勝ち点制で、3-0と3-1の試合は勝者が勝ち点3、敗者は0。3-2では勝者2、敗者1。勝ち点で並んだ場合は(1)勝利数(2)セット率(3)得点率の順で決める。ロンドン五輪は12チームが出場。開催国英国とW杯上位のロシア、ポーランド、ブラジル、大陸予選王者のチュニジア、米国、イタリア、アルゼンチンが出場を決めている。