<バレーボール:全日本男女選抜大会>◇最終日◇6日◇大阪・ボディメーカーコロシアム◇男女決勝
女子は久光製薬がNECをストレートで下して6年ぶり3度目の優勝を果たし、全日本選手権、プレミアリーグとの3冠を女子で初めて達成した。元日本代表セッター中田久美監督(47)の就任1年目で、ロンドン五輪銅メダリストの新鍋らを軸に黄金時代をスタートさせた。最高殊勲選手には女子が久光製薬の平井、男子はサントリーのウォレスが選ばれた。
久光製薬の中田監督が、就任1年目で女子史上初めての3冠を達成した。「選手の時よりも5倍以上の神経を使う」としながら「自分がこうすれば勝てると言い切って、それを信じて頑張ってきてくれた」。選手との強固な信頼関係を築いた結果だった。現役時代の中田監督は15歳で日本代表入りするなど“天才セッター”と呼ばれ、84年ロス五輪で銅メダルを獲得した。イタリアで指導者を経験し、久光製薬へは11年9月にコーチ、昨年7月に監督に就任。理想が高い分、指導は厳しかったが「1人1人が役割を考え、勝ちパターンを分かり始めている」とうなずく。「勝ち続けるためにはどうすればいいか」と黄金時代の構築に目を向けた。


