<NFL:スティーラーズ27-23カージナルス>◇1日(日本時間2日)◇スーパーボウル◇米フロリダ州タンパ

 AFC王者ピッツバーグ・スティーラーズが27-23でNFC王者アリゾナ・カージナルスを下し、3年ぶり6度目のスーパーボウル制覇を成し遂げた。

 第3Q終了時までは20-7でリードも、第4Qに16点を奪われ、1度は逆転を許した。しかし、残り35秒で再逆転した。

 スーパーボウルでは、49ers、カウボーイズと並び5度の優勝を誇っていたが、史上最多6度目の優勝となった。

 カージナルスはスーパーボウル初出場初優勝を狙ったが、惜しくも敗れた。<試合前>

 7万人の観客でレイモンド・ジェームス・スタジアムは埋め尽くされた。8割がスティーラーズファン。日本時間2日の午前8時32分、カージナルスのキックオフで開始。<第1Q>【11分45秒】残り1ヤードとしながら、スティーラーズ絶好のチャンスを逃す。【10:00】スティーラーズQBベン・ロスリスバーガーがフェイクから右にロールアウトして自ら持ち込み、ラッシングタッチダウンを決めて先制かと思われた。しかし、タッチダウン前に膝がついたと判断され、判定が覆り、フィールドゴールに。【9:45=スティーラーズ3-0カージナルス】ジェフ・リードのフィールドゴールでスティーラーズが3点を先制した。<第2Q>【14:01=スティーラーズ10-0カージナルス】残り1ヤード。IフォーメーションからスティーラーズRBゲーリー・ラッセルが飛び込み、タッチダウン。リードがトライ・フォー・ポイントを決め、10-0に。【9:14】カージナルスQBカート・ワーナーが残り7ヤードからパス。右サイドに走り込んだWRアンクワン・ボールディンに通り、残り1ヤードまで迫る。流れがカージナルスに傾く大きなプレーとなった。【8:34=スティーラーズ10-7カージナルス】ゴール前からカージナルスQBカート・ワーナーが、TEベン・パトリックへのタッチダウンパスを成功させた。ニール・ラッカーズがトライ・フォー・ポイントを決めて7点を返した。ようやくカージナルスらしいオフェンスが見られた。【2:01】カージナルスのディフェンスのキャプテン、LBカルロス・ダンズビーがインターセプトのビッグプレー。【0:00=スティーラーズ17-7カージナルス】残り15秒。カージナルスが残り1ヤードからタッチダウンで逆転というチャンスを迎えたが、スティーラーズLBジェームス・ハリソンがインターセプト。110キロの体で100ヤードを走り、タッチダウンを決めて16-7。フラッグが出たが、タッチダウンが認められた。リードのトライ・フォー・ポイントも決まり、17-7で前半が終了した。ハリソンの100ヤードに及んだインターセプトリターンタッチダウンはスーパーボウル記録となった。<第3Q>【3:33】スティーラーズがフィールドゴールで3点を追加したが、反則で取り消しとなった。【2:11=スティーラーズ20-7カージナルス】スティーラーズのリードが21ヤードのフィールドゴールを決めて3点を加え、20-7となった。<第4Q>【8:50】カージナルスは、9:13、8:50と連続してQBワーナーからエースWRラリー・フィッツジェラルドにパスが通る。いいリズム。【8:16】ワーナーからRBティモシー・ハイタワーにパスが通り、残り1ヤードに。【7:34=スティーラーズ20-14カージナルス】残り1ヤードからカージナルスQBワーナーが、右サイドに走り込んだ191センチWRフィッツジェラルドへパス。タッチダウンパスが決まった。トライ・フォー・ポイントも決まり、20-14と6点差に迫った。【2:58=スティーラーズ20-16カージナルス】スティーラーズRBメウェルデ・ムーアが自陣のエンドゾーンで反則をし、セーフティーでカージナルスに2点が入った。カージナルスがついに4点差に迫った。【2:37=スティーラーズ20-23カージナルス】QBワーナーからのパスを受けたエースWRフィッツジェラルドがそのまま64ヤードを走り、タッチダウン。ついにカージナルスが逆転した。ラッカーズがトライ・フォー・ポイントも決めて23-20となった。【0:49】スティーラーズはQBロスリスバーガーからのパスを受けたWRサントニオ・ホームズが30ヤード走り、残り6ヤードに迫る。【0:35=スティーラーズ27-23カージナルス】残り6ヤードからスティーラーズはQBロスリスバーガーが、エンドゾーン右隅ギリギリに走り込んだWRホームズにパス。ホームズが見事にキャッチし、再逆転となった。トライ・フォー・ポイントも決めて、スティーラーズが27-23と再度リードした。