ジェッツQBブレット・ファーブ(39)が11日(日本時間12日)、引退を発表した。パッカーズに所属していた昨季終了後も引退を表明し、その後、撤回してジェッツで現役復帰していた。ファーブは「悩む理由はない。今は去るとき。どうしてそんなに疑うんだい」と昨年の引退会見時の涙はなく、笑いながら話した。引退理由は右肩の故障。本人によると今季は右上腕二頭筋の腱(けん)の一部が切れた状態でプレーしており、シーズン終盤はホルモン注射を打たなければプレーできなかったという。ファーブは18年の現役生活で3度のMVPを獲得し、464TDパス、先発QB169勝、パス獲得6万5127ヤードなど数々のNFL記録を残した。