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織田信成が飲酒運転で涙の謝罪

織田は関西大で行なった会見途中に涙を流す(撮影・田崎高広)
織田は関西大で行なった会見途中に涙を流す(撮影・田崎高広)

 フィギュアスケートのホープ、織田信成(20=関大)が27日未明、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで検挙された。大阪市内で関大教授らと飲酒後、大阪・高槻市内をミニバイクで帰宅中に大阪府警高槻署の飲酒検問で摘発された。同日午後に会見した織田は涙を流して謝罪。今日28日のアイスショー(長野)出演は自粛し、当面は自宅で謹慎して日本スケート連盟の処分を待つ。戦国武将・織田信長の17代目の子孫として注目される10年バンクーバー五輪の星が、自らの行為でつまずいた。

 制服姿で会見に現れた織田は、童顔を涙でくしゃくしゃにして謝罪した。「このたびは、支援や応援をしてくださったたくさんの人の…」と切り出したが言葉に詰まり、うつむいて号泣。約20秒の沈黙の後、ハンカチで涙をぬぐい「申し訳ございません」と声を絞り出した。

 本人や関大の説明によると、織田は26日の練習後、関大アイススケート部顧問で学生センター所長を務める奥和義教授(48)と同センター職員2人の計4人で大阪市内のサウナと焼き肉店へ行き、酒を飲みながら競技と学業の両立についてアドバイスを受けた。「お酒は強くなく、ほとんど量は飲めない」という織田だが、生ビールを中ジョッキで2杯、芋焼酎の水割りをグラスで1杯飲んだという。

 一行は午後10時ごろJR大阪駅で解散した。織田は帰宅するために快速電車に乗車したが、降りるはずのJR高槻駅を寝過ごし、南草津駅(滋賀)で引き返し、27日午前0時30分ごろ高槻駅へ到着した。ミニバイクに乗り、約50メートル走ったところで検問を受け、呼気1リットルから基準値0・15ミリグラムを超す0・3ミリグラムのアルコールが検出された。

 高槻市内の自宅へは徒歩で1時間、ミニバイクで10分。「いつもは母に(自家用車で)迎えにきてもらうが、深夜なので(断念した)。自分で酔いがさめたと思った。安易な気持ちで乗ってしまった」。この日は携帯電話を自宅に忘れており、連絡するタイミングも失ったようだ。

 一歩間違えれば事故につながっていた可能性があった。「自分のしたことは犯罪。今でも反省している」。今日28日のアイスショー出演は自粛。今後は自宅謹慎してスケート連盟の処分を待つ。関大文学部教授会による処分の可能性もある。「自分を戒めて練習に励み、償えたらと思う」と何度も頭を下げた。

[2007年7月28日8時56分 紙面から]

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