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17歳錦織が最年少ツアー8強/テニス

表彰式で笑顔を見せる錦織圭(左)、エミリアノ・マサ組(AP=共同)
表彰式で笑顔を見せる錦織圭(左)、エミリアノ・マサ組(AP=共同)

<テニス:RCA選手権>◇26日◇米インディアナポリス◇シングルス2回戦

 低迷する日本男子テニスに、本物の「テニスの王子様」が現れた。世界373位で予選を勝ち上がった錦織圭(にしこり・けい、17=グリーンTS)が、日本男子史上最年少で世界ツアー公式戦ベスト8進出を決めた。同83位のミヒャエル・ベラー(27=ドイツ)を6-3、3-6、6-1のフルセットで下した。日本男子がツアー本戦で8強入りしたのは、70年に現行ツアー制度が始まって以来7人目。海外でのツアー8強は、01年ハイネケンオープン上海の寺地貴弘以来6年ぶりとなった。

 日本が誇る天才少年が、ついに世界のひのき舞台に躍り出た。日本男子が、なかなかたどり着けないツアー本戦で最年少での8強入り。300位近く格上相手に、2度目のマッチポイントを決めると「信じられない。すべてがうまくプレーできた」と、喜びを爆発させた。

 先週のロサンゼルスで、予選を勝ち上がり、初めてツアー本戦入りを果たした。今大会がわずかツアー本戦2戦目。最年少に加えて、日本男子最速での8強入りとなった。「ベスト8に入るなんて思ってもいなかった」。甘いマスクの笑顔で、17歳の初々しい表情を輝かせた。

 最大の武器はどこからでも決定打をたたき込めるフォアハンド。それを支えるのが、天性の軽やかなフットワークと柔軟なテクニックだ。13歳から、シャラポワらとともに練習するフロリダのボロテリー・テニスアカデミーに留学し、スーパースターへの道を歩んでいる。

 その才能は全世界が注目する。昨年の全仏では、ナダルが仮想フェデラーとして、男子決勝前の練習相手に錦織を指名した。05年ウィンブルドンで4大大会ジュニアにデビューしたときは、王者フェデラー、全米覇者ロディックの代理人らが顔をそろえた。

 準々決勝の相手は、第3シードで世界27位の強豪ツルスノフが相手だ。もし勝てば、日本男子12年ぶりの4強入り。世界ランクでも一気に日本男子NO・1に躍り出る。「絶対に世界1位になる」。「テニスの王子様」が、日本男子の救世主になる日が目の前に迫った。

[2007年7月28日9時22分 紙面から]

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