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清宮サントリーが開幕戦白星/ラグビー

後半18分、タックルをかわし抜け出すサントリーFB有賀(撮影・中村誠慈)
後半18分、タックルをかわし抜け出すサントリーFB有賀(撮影・中村誠慈)

<ラグビー・トップリーグ:サントリー10-3東芝>◇26日◇東京・秩父宮ラグビー場

 清宮サントリーが念願の初Vに向けて、白星スタートを切った。4連覇を目指す王者東芝との開幕戦を接戦の末、10-3でものにした。3ー0で迎えた後半18分、WTB小野沢宏時(29)からパスを受けたFB有賀剛(23)が左隅に飛び込み、突き放した。トップリーグ発足以降、7連敗していた宿敵を破り、就任2年目の清宮克幸監督(40)からは「全勝制覇」宣言が飛び出した。

 4連覇を狙う東芝に7点差勝ち。トライは1つ。それで清宮監督は十分だった。「僕たちには単なる13分の1でなく特別な試合。開幕戦にふさわしい内容だった。点差以上に重みのある勝利。東芝超えを果たしたのが一番です」。試合直前まで雨が降り続き、FWの肉弾戦が展開された。「防御とFW陣の頑張りに尽きる。特にスクラムで勝った内容だった」。

 清宮監督は戦前から「スクラムから始まるストーリーをつくっていきたい」と話していた。勝負の鍵はスクラム。監督のこだわりはプロップ出身の中村、長谷川両FWコーチが体現させた。8人対8人でスクラムを組ませ、あらゆる角度からビデオで取り、分析した。フッカー山岡は「悪いとBチームに下げられる。必死だった」と言う。

 東芝には昨季はリーグ戦、プレーオフ決勝とも惜敗した。あと1歩で及ばなかったが、開幕戦勝利はチームに大きな自信を植え付けた。ゲーム主将を務めたロックの大久保直は「力的には同じで、運も左右した」。FW陣の頑張りに応えるように、小野沢-有賀のW杯日本代表コンビがワンチャンスをものにした。主役交代へ、サントリーが順調に船出した。【三角和男】

[2007年10月27日9時13分 紙面から]

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