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早大40-0で慶大に圧勝/ラグビー

前半16分、早大WTB中浜はタックルを引きずりながら左スミにトライ
前半16分、早大WTB中浜はタックルを引きずりながら左スミにトライ

<ラグビー・関東大学リーグ:早大40-0慶大>◇23日◇東京・秩父宮ラグビー場◇対抗戦

 早大が対抗戦49連勝で全勝7連覇に王手をかけた。慶大を攻守に圧倒して40-0と完封し、無傷の6連勝を飾った。残す相手は9年ぶりの優勝を目指して5勝1分けで追う明大だけ。今季で83回目を数える伝統の早明戦(12月2日、国立競技場)は13年ぶりの無敗決戦と、最高のクライマックスを迎える。慶大は3勝1分け2敗となった。

 就任2年目の中竹監督は慶大戦のテーマに「アルティメットクラッシュ(究極の破壊)」を掲げ、選手の士気を鼓舞した。一時代を築いた清宮前監督(現サントリー)が率いたチームのスローガン。約2万4000人をのみ込んだ満員の秩父宮で、それを80分間実践した。「今日は点差にこだわらず局面、局面でテーマを遂行できれば良いとしていた。満足いく内容」と指揮官は高く評価した。

 前半13分のCTB田辺の先制トライを口火に計6トライを挙げた。スピードある連続攻撃でBKが仕留めれば、モールを押し込むパワフルなFW。防御も慶大エースのWTB山田を出足鋭いタックルで封じ込んだ。トイメンの1年生WTB中浜は後半11分、柔道のともえ投げのように山田をひっくり返した。「詰める時は詰め、見る時は見る。防御で役目を果たせて満足です」と胸を張った。

 今季は戦い方にブレがなく、意思統一された15人の動きで6戦全勝。早明戦は13年ぶりの無敗対決、勝った方が優勝という大一番となった。今季の明大は「前へ」の原点回帰、FW戦のこだわりを一段と増した。ゴール前では徹底してスクラム勝負で来るはず。ロック権丈主将は「こちらもFWで真っ向勝負を挑む。今年の明大は走るFWといった印象がある。この4年間で間違いなく一番強い」。

 伝統の早慶戦を制し、永遠の好敵手・明大を迎え撃つ。大学王座を奪回するまで、早稲田ラグビーは止まらない。【三角和男】

[2007年11月24日9時31分 紙面から]

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