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卓球女子の五輪対策は“中華料理づくし”

 卓球の日本女子代表が、異例の「中華料理食べ尽くし合宿」を計画している。同代表の近藤欽司監督(65)が26日、今後の代表合宿について「夕食だけでも(中華料理を)毎日食べさせたい。バイキング形式の昼食も極力、中華風を取るようにしてもらう」と方針を明かした。来夏の北京五輪を見据え、現地での生活に一足早く慣れさせるのが狙いだ。五輪出場が決定的な福原愛(19)も「大好きなので特に飽きることもないと思います」と中華料理好きをアピールし、異例の計画を歓迎した。

 中華料理を食べて、最強中国も食っチャイナ!? 来年2月に都内で2度、同4月に神奈川・藤沢市で1度行われる代表合宿は連日、中華料理づくしになる。近藤監督は「夕食だけでも毎日食べさせたい。宿泊施設で食事は用意してもらえるけど外出して食べる。バイキング形式になる昼食も極力、中華風のものを取るようにしてもらう」と真剣な表情で話した。私案だが、今後、スタッフや日本協会と話し合って決める。

 中華料理といっても四川風や広東風などさまざまだが、今回は水ギョーザやマントウ(饅頭)など代表的な北京料理にこだわって食べる予定だ。五輪中は選手村で生活。世界から集まる選手に配慮して中華料理ばかりではないが、同監督は「味付けは中華風になりがち」と指摘した。

 現在の世界ランク上位は中国や香港、さらには中国から国籍を移したシンガポール選手ら、中華料理で育った選手が多く占める。個人、団体とも、中華料理文化圏の一角を崩さなくてはメダルに届かない。「中華食べ尽くし」は強豪撃破の意味も込められている。福原は「中華は大好きなので特に飽きることもないと思います。長期滞在したこともあります。その時も食事で困ることはありませんでしたので大丈夫です」ときっぱり話した。

 12月中旬からは福原らが個人戦のプロツアー・グランドファイナル、日本チームが団体戦の五輪プレ大会出場を予定する。ともに会場は、約1年間の改修工事後初公開となる五輪会場の北京大体育館。そこで、天井サーブで見上げた際の照明の明るさ、ラリー中の壁の色など、ボールの見やすさを確認予定だ。卓球界初の五輪メダル獲得へ。最後は中華料理を食べて食べて、食べまくるしかない。【高田文太】

[2007年11月27日9時20分 紙面から]

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