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捜査次第で関東学院大ラグビー部廃部も

 関東学院大ではこの日、本田耕一副学長と吉原高志学生生活部長が記者会見を行った。本田副学長は「現在、捜査中で不明な部分もある」としながらも「報道が事実であるとすれば、極めて遺憾。申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。

 元ラグビー部員2人の逮捕以来、同大では調査対策委員会を設置。連日のように実態を調査していたという。しかし大麻を吸ったという12人の部員のほとんどは警察の聴取では事実を認めているとされるだけに、同大学の調査に甘さがあったことも否めない。

 吉原部長は「裏切られたというか(事実であれば)残念でならない。ただ大学の調査は公的機関の捜査ではない上、学生にも人権があるので…」と説明した。また学生の個別面談は春口監督に一任。「部員1人1人をよく知っているので、それが一番だと思った」というが、大学全体の問題としてとらえていたのか疑問が残る。

 事件が2人の逮捕から、部員の吸引へと拡大したにもかかわらず、この日追加された処分は事実上「本年度いっぱいの課外活動自粛」だけ。甘い処分に対しては「160人の部員全体を疑うことはできないため」と苦しい説明。この日の午後6時に部員全体を集めて状況を説明し「この事件で大学の伝統と誇りを失わないよう、気概を持って生活を律していこう」と話したという。

 本田副学長は、廃部の可能性についても「捜査の結果を見て判断したい」と言葉を濁した。事件発覚直後は、大学選手権出場も目指した同大学。有効な再発防止策を打ち出さなければ、信頼を回復することはできない。

[2007年12月5日9時8分 紙面から]

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