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おみくじ凶でもオグシオめげない

小椋久美子(左)と潮田玲子はそれぞれが引いたおみくじを披露する
小椋久美子(左)と潮田玲子はそれぞれが引いたおみくじを披露する

 五輪イヤーのテーマは「何度でも」―。バドミントン女子ダブルスの小椋久美子、潮田玲子組(ともに24=三洋電機)が6日、大阪・大東市内で08年の初練習を行った。07年世界選手権銅メダルに続く、北京五輪でのメダル獲得へ、DREAMS COME TRUEの楽曲の「何度でも」を目標に挙げ、試合と練習で「あきらめない心」を磨く。練習後にはおみくじで潮田が「凶」を引いたが、2人はめげずに前を向いた。

 強烈な「お告げ」に、潮田のほおが引きつった。毎年恒例となる約5キロのランニングの末、たどり着いた石切神社での初詣で。息を弾ませながら引いたおみくじには「凶」の1文字が…。「人生で初めて。びっくりした」。小椋も「吉」を引き「中途半端…。反応しにくい」と絶句。2人は思わず顔を見合わせたが「悪いことは信じない」と、すぐに笑い飛ばした。

 何があってもくじけない。それが今年のモットーだ。五輪イヤーのテーマを聞かれた潮田は「何度でも」と答えた。ドリカムの歌からとったもので、歌詞にある「1万回だめで へとへとになっても 1万1回目は何か変わるかもしれない」というフレーズがお気に入り。「中国勢に何回負けても『1回は勝てるかも』という気持ちでいく。勝てる時が五輪なら最高」。世界最強の中国勢はメダル獲得へ最大の壁になるが、めげない心で立ち向かう。

 五輪出場権が決まる5月まで、正月早々から海外遠征が続く。今日7日にはマレーシアへ合宿に出発。2人が課題に挙げる「スピード強化」のために“何度でも”基礎練習を繰り返して鍛えていく。初詣ででは2人並んで手を合わせ、小椋が「五輪で最高の試合ができますように」。潮田は「健康でケガなく、納得のいく1年になりますように」と祈った。神様、けなげな乙女たちに、どうか幸運を―。【太田尚樹】

[2008年1月7日9時21分 紙面から]

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