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小林祐梨子の選手登録、仲裁機構で解決へ

スポーツ調停が不調に終わり、記者会見に臨む小林。右は小出・佐倉AC代表
スポーツ調停が不調に終わり、記者会見に臨む小林。右は小出・佐倉AC代表

 陸上の女子1500メートル日本記録保持者の小林祐梨子(19=豊田自動織機)が日本実業団連合と東日本実業団連盟に選手登録を求めている問題が、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)による仲裁で解決される見通しとなった。

 小林側と連合側が8日、それぞれ都内で会見を開き、両者がJSAAを通じて行った調停が不成立に終わったことを発表。小林側は日本陸連を入れた再協議も視野に入れる一方で、連合側に対して15日までに仲裁に応じるかどうか回答するよう求めた。応じない場合は東京地裁に提訴する意向を示したが、同連合の友永理事長は「応じる構えはある」と話した。仲裁には拘束力があり、両者とも決定に従うことになる。

 小林側が9月に申し立てた調停では、青田買いの横行を懸念して「勤務実態がなく登録は認められない」とする連合側と「国内留学制度を利用しており、勉強や練習が勤務にあたる」とする小林側の主張が最後まで平行線をたどった。早期解決を望む小林は会見で「言葉に言い表せないほどのショック」と沈痛な面持ちで話した。指導する佐倉ACの小出義雄代表も同席し「早くレベルの高いところでやらせたい」と訴えた。

[2008年1月9日9時28分 紙面から]

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