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三洋が史上初のリーグ戦全勝/ラグビー

<ラグビー:トップリーグ>◇最終日◇9日◇東京・秩父宮ラグビー場◇2試合

 三洋電機がトップリーグ史上初のリーグ戦全勝を記録した。NECを攻守に圧倒して34-7で撃破。開幕から無傷の13連勝で、上位4チームで争うプレーオフに乗り込む。サントリーはトヨタ自動車と31-31で引き分けてサントリーの2位、トヨタ自動車の3位、東芝の4位が確定した。リーグ戦全日程が終了し、プレーオフ1回戦(17日)の組み合わせは三洋電機-東芝(秩父宮)、サントリー-トヨタ自動車(花園)となった。

 防御は最大の攻撃なり-。三洋電機の宮本監督の教えは就任4年目で選手全員に浸透していた。その象徴的シーンが7-7で迎えた後半21分。敵陣ゴール前でSH田中がCTB森田に強烈なタックル。こぼれたボールをそのまま拾って左隅へ勝ち越しのトライを奪った。「僕が誇れるのは守りしかない。前に出て倒すことだけを考えていた」。

 宮本監督は前半開始2分の攻防で勝利を予感していた。NECの先制攻撃を体を張って食い止めた。「防御がしっかりしていれば、得点力はあるだけに心配はない」。リーグ戦全13試合で奪った得点は最多の593点で、失点も最少の170点。攻守にバランスの取れたチーム力が創設5年目で初めてのリーグ戦全勝に結びついた。

 この試合は降雪で1週間、延期された。しかし、モチベーションは切れなかった。「ウチは守りが嫌いな選手はゼロに近い。組織防御が構築され、毎試合進化している」と言うCTB榎本主将に、宮本監督は「選手を誇りに思う」とたたえた。プレーオフ1回戦の相手は4連覇を狙う東芝。リーグ戦では完封勝ちしたが、慢心はない。堅守を武器にリーグ初制覇に突き進む。【三角和男】

[2008年2月10日9時17分 紙面から]

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