このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > スポーツ > ニュース


スポーツメニュー

愛ちゃん満身創痍、準決勝で敗退/卓球

準決勝で樋浦令子にポイントを奪われ肩を落とす福原愛(撮影・蔦林史峰)
準決勝で樋浦令子にポイントを奪われ肩を落とす福原愛(撮影・蔦林史峰)

<卓球:ジャパン・トップ12>◇9日◇東京・代々木第2体育館◇男女シングルス

 北京五輪に出場する福原愛(19=ANA)が、満身創痍(そうい)の状態に陥っていることが分かった。1月の全日本選手権前の右太もも肉離れを皮切りに、現在は右肩、右ひじ、左ひざも痛めていることが判明。この日は試合で初めてというテーピングを左ひざに施したが、準決勝で樋浦令子に0―4で敗れた。14歳の石川佳純は準決勝で平野早矢香に3-4で惜敗。女子は平野早矢香が2年連続3度目の優勝、男子は吉田海偉が4連覇を飾った。

 左ひざに施した肌色のテーピングが、福原の深刻さを物語っていた。予選リーグ2戦は格下に連続ストレート勝ち。だが準決勝で1月の全日本選手権シングルス6回戦で敗れた樋浦に再び敗れた。「思い切ったプレー、試したいことができた」と本人は収穫を挙げたが、実は右肩や右ひじ、左ひざも軟骨がすり減っている。この日は服用しなかったが、痛み止めの薬を飲むこともある。今後は関節注射の使用まで視野に入れているという。

 急性胃腸炎で昨年の大みそかから3日間入院して以降、歯車が狂った。五輪前哨戦の世界選手権(24日開幕、中国・広州)へ、遅れを取り戻そうと猛練習。全日本選手権前に右太ももの肉離れを起こし、それから体中が悲鳴を上げた。痛みや張りが増せばプレーの幅や強打の威力にも影響する。父武彦氏は「競技年齢でいえばベテラン。でも休むこともできない時期」。次の日本代表合宿は16日に都内で始まるが、女子では福原だけ合宿前から宿泊。代表トレーナーらの処置、助言を受ける。【高田文太】

[2008年2月10日9時2分 紙面から]

  • エヌスクへ

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「愛ちゃん満身創痍、準決勝で敗退/卓球」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ