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2007年高校ラグビー特集


第87回全国高校ラグビー大会

四日市農芸2回戦突破ならず/高校ラグビー

泣きながら引き揚げる四日市農芸フィフティーン
泣きながら引き揚げる四日市農芸フィフティーン

<第87回全国高校ラグビー大会:国学院久我山10-5四日市農芸>◇30日◇2回戦◇大阪・花園ラグビー場

四日市農芸(三重)はBシード国学院久我山(東京第1)に対して互角の戦いを演じたが惜敗。5年ぶりの2回戦突破にあと1歩届かなかった。

 四日市農芸が、Bシード国学院久我山を追い詰めた。前半を5-5の同点で折り返すと、戦前からのプラン通り、格上相手に低く鋭いタックルを連発。国学院久我山を苦しめた。後半21分に展開から決勝トライを奪われたが、互角の戦いを繰り広げた。

 国学院久我山とは花園で過去2度対戦し、いずれも敗れていた。宿敵撃破へ、下村大介監督(47)には秘策があった。2日前に家電量販店でポータブル再生機を15個購入。試合直前にメンバー15人に3分10秒のメッセージを録音したカセットテープを聞かせた。

 “カセットテープ効果”は絶大だった。あと1歩で番狂わせという善戦に、SO山路健太主将(3年)は「あのテープでやるぞという気持ちになった。今はすっきりした気持ち」と晴れやかな表情を浮かべた。

 下村監督は「負けて悔いはないということはないが、十分に期待に応えてくれた。ありがとうと言いたい」と、興奮気味に話した。四日市農芸フィフティーンは、花園で大きな財産を手に入れた。

○…四日市農芸OBで07年フランスW杯日本代表の今村雄太(23=神戸製鋼)が27日の1回戦に続き、この日も母校の応援に駆け付けた。高校時代の友人らとともに観戦した今村は、国学院久我山を相手にした後輩たちの果敢なプレーに「必死にタックルに行っていた。ここまでよく頑張ったと思う」と刺激を受けた様子だった。

[2007年12月31日13時12分 紙面から]

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