ラグビー日本代表が7日、世界ランキング4位のイングランド戦などに向けて羽田空港から英国へ出発した。

フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は、15年ワールドカップ(W杯)まで日本を率いたエディー・ジョーンズ氏が監督を務めるイングランド戦に向けて「4年間(猛練習で)いじめられたからいじめ返す」と、打倒イングランドを掲げた。過去8戦全敗の強豪には「ボールを速く展開して相手にプレッシャーをかける」と勝負のカギを挙げた。

3日の同1位のニュージーランド戦は31-69で完敗。ブレークダウン(密集でのボール争奪戦)やタックルの防御の課題が浮き彫りとなった。ファンからもらった宮崎神宮の必勝祈願お守り「勝守(かちまもり)」をリュックに付けた30歳の闘将は「お守りのように日本も守り勝つ。(8強を狙う)W杯を見据えて、勝って帰国する」と言葉に力を込めた。