世界ランキング11位の日本が、同4位のイングランドに15-35で敗れた直後、感動的な場面があった。

日本選手は“アウェー”の観客席に近づき、一礼してあいさつすると、イングランドファンから「ニッポン」コールが巻き起こった。相手をたたえる「ラグビー精神」を象徴するような光景で、選手は両手をたたいて感謝し、再び全員で一礼した。

ロンドン郊外にあるトゥイッケナム競技場は1909年に建設。8万2000人を収容し、91年と15年W杯では開幕戦と決勝が行われ、「ラグビーの聖地」として知られている。