19年ラグビーW杯日本大会で日本と同組のロシア代表首脳陣3人が9日、ノエビアスタジアム神戸(神戸市)を視察した。

ロシアは19年10月3日にアイルランドと同地で対戦。リン・ジョーンズ監督は「素晴らしいスタジアム。ピッチを重点的に見た。ロシアのピッチは硬くて、キックをするとボールは高く跳ね上がるので『ここのスタジアムのピッチは我々のチームスタイルに合っている』ということを選手に伝えたい」と感想を語った。

日本は11月の英国遠征でロシアと対戦。相手の強みであるFWとキックを使った攻めに対して受けに回り、勝利したものの32-27と苦戦した。ジョーンズ監督は「(日本は)コーチの指示を守り、体力があり、常に前に出ている、15年大会より上にいっていると思う。スーパーラグビーに参加し始めた影響があると思う。タフな試合だったが、次に生かしたい」。国内の様子について「ロシア人はみんな、明日大会が始まってもいいぐらい、楽しみにしている」と笑顔を見せた。