関東対抗戦3位(今大会は4位枠)の明大が例年苦戦する関西勢を退け、2大会連続の8強入りを決めた。関西2位の立命大から7トライを奪い、関東リーグ戦1位東海大との準々決勝(22日、金鳥スタ)に歩みを進めた。

直近2年は連続して京産大と戦い、16年は22-26で敗戦、17年も27-21で辛勝。だが、今年は前半から立命大を圧倒した。前半6分にSO松尾将太郎(4年)が先制トライを奪うと、40分間で36-0と圧倒。後半、立命大に攻め込まれる場面も目立ったが、SH福田健太主将(4年)は「負けたら終わり。チャレンジすることにこだわってやってきた」と最後は引き離した。

対抗戦では全国大学選手権で前人未到の10連覇を目指す帝京大に23-15で勝利。だが、慶大、早大に敗れて頂点には届かなかった。福田は「対抗戦では満足いく結果で終われなかったけれど、新チームになった時から(今大会で)優勝するという目標を掲げている。まだまだチャンスがある」とキッパリ。まずは強敵東海大を倒し、年越しを決めにかかる。