ラグビー日本代表で、負傷により昨秋の代表活動を辞退していたフッカー堀江翔太(32=パナソニック)が10日、都内で取材に応じ、けがは右足舟状骨(しゅうじょうこつ)の疲労骨折で、昨年11月末に手術を受けていたことを明かした。

9月の練習中に足首に痛みを感じ、当初は保存療法での復帰を目指したが、回復が遅く、9月20日開幕のW杯日本大会を見据えて手術を決断。現在は歩行も可能となり、今月15日からはさらに強度を上げたリハビリを再開する。現時点で実戦復帰の時期は未定で、5~6月ごろになる可能性もあるという。3度目のW杯を目指す、日本代表の“兄貴”は「なるべく早く復帰したいが、もう1度やったらW杯は終わり。焦らず、焦りながらやっていくしかない」と前向きに話した。