9月に開幕するラグビーW杯(ワールドカップ)のニューイヤーイベント「東京ラグビーキャラバン」の出発式が19日開催され、アンバサダーを務める元日本代表の松田努氏(48)、菊谷崇氏(38)が、小池百合子東京都知事らとともに出席した。

松田氏は日本代表として95年から3大会連続でW杯に出場。13年にアンバサダーに就任した。松田氏は壇上で「待ちに待ったW杯イヤーが来た。少しでも多くの方々にW杯の素晴らしさを分かってもらえるように頑張りたい」と話した。

菊谷氏は11年W杯で日本代表の主将として全試合に出場。「W杯に出場してラグビーの素晴らしさを経験した。世界の各国の選手が集まる激闘をぜひ会場に足を運んで見てもらいたい」と意気込みを語った。

「東京ラグビーキャラバン」はチケットの一般先着発売開始に合わせて開催されたイベントで、出発式のあと、町田市、府中市、三鷹市、武蔵野市と関連のある都市を回り、最後は開幕戦が行われる東京スタジアムのある調布市を訪れ、PRを行う。他にラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長の嶋津昭氏、92年バルセロナ五輪女子バレーボール銅メダリストのヨーコ・ゼッターランド氏が出席した。