ラグビーの日本選手権を18大会ぶりに制した神戸製鋼の元ニュージーランド代表SOダン・カーター(36)フランカー前川鐘平共同主将(30)SOヘイデン・パーカー(28)CTB日下太平(19)が24日、神戸大病院(神戸市中央区)の「こどもセンター」を訪問した。

約1時間、室内でのパスや写真撮影などで交流したカーターは「自分たちよりも、もっとしんどいことを乗り越えている。自分たちの『しんどい』は大したことない。笑顔を届けようと思ってきたけど、逆に選手たちが笑顔をもらった」と充実した表情で振り返った。

18年12月の日本選手権優勝後は神戸製鋼所の製鉄所を訪問したといい「スチールワーカーたちが、自分たちの優勝にどれだけ元気づけられているのかを再確認した」。2年契約の2年目となる来季へ「よりタフになるし、ハードワークが求められる。それをするための準備がチームはできている。よりハードワークしたい」と意気込んだ。