<ラグビー・関西大学リーグ:京産大36-33摂南大>◇25日◇京都・宝ヶ池球技場

 京産大が“サヨナラ勝ち”でようやく今季初勝利を挙げた。残り15分で24-33と9点差をつけられたが、後半30分にロック鄭貴弘(4年)がトライを決めて2点差に迫ると、同ロスタイムの最後の1プレーで劇的な結末を迎えた。つないだボールを途中出場のFB猿渡一起(1年)がゴール左に持ち込んで逆転トライ。開幕からの連敗を2で止めた。

 橋本大輝主将(4年)は涙で目を赤く染め「チームが初めて勝った試合。本当にうれしい。みんなの気持ちが勝ちにつながった」とチームメートに感謝していた。