ラグビーの第45回全国大学選手権は10日に東京・国立競技場で帝京大-早大の決勝を行う。関東リーグ・対抗戦グループで初優勝した帝京大が勢いに乗り初の全国制覇を成し遂げるか。上り調子の早大は2大会連続15度目の優勝を目指す。
昨年11月の対抗戦では、帝京大の大型FWが早大を押し込み、18-7で勝った。点差以上の完勝で、今回もプロップ平原らがパワーで突破しそうだ。FWで相手を崩せば、1年生SHの滑川がリズムのいいパスさばきでバックスを動かすことができる。
3試合で4トライしか許していない防御も光る。井本、南橋の両CTBは堅守を誇り、走力のある早大バックス陣との攻防は楽しみだ。
早大は準決勝で東海大の破壊力のある攻撃を封じ込めた激しいタックルで相手を止められるかがポイント。パワーで劣るFWは機動力で上回りたい。集散を素早くして、ボールの争奪戦を五分に持ち込めれば、SO山中の長いキックやタレントの豊かなバックス陣の攻撃で優位に立てる。
もっとも帝京大の厚い防御を崩すのは容易ではない。左右への連続展開で相手の疲労を誘うことも必要。フッカー有田とCTB長尾の2人の突破役をうまく生かしたい。(共同)



