<ラグビー・関東大学リーグ:早大20-20慶大>◇23日◇対抗戦◇東京・秩父宮ラグビー場

 慶大は前半16分までに2トライを奪うなど、試合序盤にペースをつかみ、早大を苦しめた。同点で迎えた後半8分には、相手陣右サイドのラックから出た球をSH藤代尚彦(4年)が、右前方のスペースにキック。WTB小川優輔(2年)が追いつき、相手2人を引きつけた上でプロップ川村慎(4年)にパスし、川村が中央まで回り込んで勝ち越しトライを挙げた。その後は、早大の猛攻に耐える時間帯が続く。何度も自陣ゴールラインを脅かされながらも、必死の防御でしのいでいたが、後半36分に日本代表でもある早大SO山中亮平(3年)にトライを許して引き分けに。優勝決定は持ち越しになったが、慶大はこの試合のトライ数で上回ったため、12月5日の帝京大戦に勝てば9年ぶりの優勝となる。

 慶大の松本大輝主将(4年)は「ラスト5分で(トライを)取られたことが課題。帝京はFWが大きいので、相手FWを前に出さないようにしたい」とし、大学選手権で早大と再戦する可能性について「もう1度タックルを磨いて臨みたい」と話していた。