ラグビーの大学日本一を決める第46回全国大学選手権が20日に開幕する。今大会は早大が82~84年度の同大以来となる3連覇に挑み、明大は2季ぶりに戻ってくる。
入学と卒業が毎年ある学生スポーツは、長期にわたって主力選手を在籍させられないため連覇が難しい。早大も昨季の主力だったナンバー8豊田ら大型選手が卒業し、FWのパワーが落ちた。中竹監督は春に「新チームは強くない。まず個々の力を底上げし、全員がタックルを身に付ける」との方針を固めた。
練習時間の大部分を徹底した走り込みと筋力トレーニング、タックルに費やした。本格的なチーム戦術に取り組んだのはシーズン終盤に入ってから。ある選手は「やっとラグビーをやれるようになった」と苦笑いする。
それでも、関東対抗戦を6勝1分けで2年ぶりに制覇。機動力をベースに7試合で54トライをマークし、許したトライも7本だけと、攻守両面で充実している。小型化したFWは集散の速さで相手を上回り、疲れの出る試合終盤になっても15人が一体となってボールをつなぐ。
ここ数年は大型FWで圧倒していたが、今季は伝統の広く展開するスタイルが復活。早田主将は「選手が入れ替わるので、連覇は意識していない。1戦1戦しっかり戦いたい」と慎重に話した。(共同)



